六年振りに訪れた徳之島。
徳之島とは….


ココを知らないという方の為に少し説明しますと…
徳之島とは、鹿児島県の奄美群島に属する離島で面積は約247.77 km2、周囲およそ80km。
人口約24,000人の島です
2021年に奄美大島、西表島とともに世界自然遺産に登録されました。温暖な気候や豊かな自然に加え、約500年の歴史を持つ闘牛が盛んなことでも知られています。また、「子宝の島」「長寿の島」としても知られ、出生率の高さや長寿の秘訣は、島の文化や食生活、豊かな自然環境にあると言われています。
観光開発はされていない豊かな自然と素朴な南の島の文化が味わえる数少ない希少な島です。気候は沖縄諸島などと同じく亜熱帯性気候に属する。本土に比べれば1年を通して暖かい。
以上
私は、幼少の頃から18歳までこの地で過ごしました。
今回は離島遠征というより、帰省というのが目的でもあります。
11月3日 釣行初日<鹿浦漁港>
風向きを考慮して選んだ釣り場は鹿浦漁港。


この日は旗日ということもあり、地元で事業をしている同級生で、生粋のフカセ師でもある友人Sに動向してもらうことになりました。

50㎝の尾長も実績がある場所ということで、組んだ仕掛けは以下の通り。

普段竿を出している三浦半島や初島辺りではなかなかお目に掛かれないストロングタックル😄
先ずコマセを撒いてみると、イスズミやブダイのエサ盗りの姿が見えます。

「エサ盗り達デカいなぁ」
午前8時30分頃
実釣開始。

一投目で…

早速食ってきたイスズミ。

「魚の活性は高そう」
期待は膨らむ。
しかし、そんなに甘くはない。
当たり前だけど、離島の魚も食わない時は食わないのであるw
海面近くでコマセを拾うイスズミ達が、付けエサはスルーしてるのがハッキリ見える。

一筋縄ではいかない!
「ハリス落とすかな !?」
という考えも頭をよぎりましたが
「掛けた魚は絶対捕りたい!」
この想いが勝ったのでストロングスタイルを続けることにしましたw
午前9時5分頃。
隣で竿を出している友人Sの竿が大きく曲がる。

しかし、根ずれでバラシ。
「やはり強いのが潜んでるなぁ」
背中から受けると踏んでいた強風が、横からモロに吹き付ける。
水中ウキの仕掛に変更。

これで足元付近を狙ってみると…

直ぐにアタリ。

手前はこの魚が多い。
肝心のメジナはまだ見えない。
ひたすらコマセを撒き、仕掛けを打ち返す。

足場が高い為、風の影響を受けて仕掛けとコマセを長時間併せるのは難しい。
足元を狙うとやはりこの魚。

12時20分頃。
風がやや弱くなったタイミングで竿2本先に仕掛けを投入。

強い引きを体感させてくれたのはイスズミ。

午後1時10分頃。
友人Sが強い魚を掛ける。

何度も突っ込まれましたが、無事タモに収まりました。

釣れたのはベラの王様(?)

「ベラ」と呼ぶにはデカ過ぎるだろw

この魚がこの日最後の釣果となりました。
午後2時20分頃。
納竿。
仕事を終えた同級生(←彼も釣り人)が顔を出してくれて、明日の釣行に関してのアドバイスをもらいました。

「やっぱり仲間はいいなぁ」😁
11月4日 釣行二日目<自然には抗えませんでした>
この日も風は強め。
取り敢えず自宅からほど近い釣り場に車を走らせました。


自宅から10分ほどで亀徳新港に到着。

しかしポイント1は時折飛沫を浴びていました。

潮が引いていけばなんとか竿が出せそうな感じではありましたが、取り敢えずポイント2の様子も観にいってみます。
5分以内で移動完了w

湾の奥にあるこのポイントはさすがに静かです。

取り敢えずここで竿を出してみることにしました。

どちらかと言えば黒鯛場という感じの雰囲気で、過去にはここで黒鯛の実績もあります。

「まあ何でもいいからここに居る魚を釣ってみたい」
こんな心境でしたが、ここで釣れたのはオキフエダイの幼魚2匹だけでした。


友人Sに連絡すると「おすすめの場所案内するからこっち来れば?」と言ってくれたので…
迷わず車を走らせた!

移動時間30分程度。
向かったのは今回の釣行で必ず行きたいと思っていた場所。
<ムシロ瀬>


仕事の合間にポイントを案内してくれる友人S。
「なんて優しいやつなんだ♪」

ところが…..




ウネリの影響でどのポイントも竿出し不可⚠
移動!

「あそこなら風裏にもなるし釣り易い」という事で向かったのは平土野港。


しかし、ここでも想定外が…

フェリーの臨時入港の為、入ろうとしていたポイントの入り口に柵を設置してる最中だった🤣
友人Sとはここで分かれて移動!

昨日竿を出した鹿浦港へ向かってみましたが、既に有力ポイントに釣り人が入っていたため断念。
今朝、様子を観に言った亀徳新港に戻ることにしました。

これで予定にはなかった全島一周を果たした事になりますw

強めの風が正面から吹いていますが、なんとか釣りは出来そう。
時刻は既に午後1時。
この場所で最後までやり切ろうと決めました。

午後1時20分頃。
実釣開始。
強風が吹いており、且つ見える魚も居ない事から、水中ウキを使った仕掛けを組みました。

釣り開始から1時間はエサが丸々残って返ってきましたが、午後2時30分頃に竿引きでアタリを捉える。


しかし数秒で右にある根にハリスが擦れてラインブレイク😬
1時間何も反応なかったので完全に油断してました。
ハリスを3号に上げて再チャレンジ。
2~3投目に再びアタリを捉える。

あがってきたのは…

ナンヨウカイワリ。

ようやく南国らしい魚を釣り上げることができました😀
「さっきバラシたのもきっと同じ種類の魚だったんだろうなぁ」
午後3時25分頃。
足元付近を漂っていたウキが消し込みました。

勢いあるアタリの割に小さかったこの魚は…

その後、高切れで水中ウキを無くすアクシデントはありましたが、基本的にはエサが盗られる事もなく、午後4時30分頃納竿。
二日間を通してメジナを見ることは出来ず、翌日の飛行機で羽田へと向かいました。

友人Sの話しによれば、水温がもう少し下がる12月中旬頃から4月上旬くらいまでの間、メジナの期待値は更に高くなるそうです。
この地で釣れるメジナは尾長(クロメジナ)とオキナメジナの二種類。←口太は釣った事ないらしい。
機会があれば、皆さんもこの島でデカいメジナを狙ってみては如何でしょうか。
その際は忘れずに私に釣果を教えて下さい😄
メジナを釣るという夢は叶わなかった今回の釣行ですが、それ以上に豊かな自然の中で竿を出せる喜びを存分に噛みしめる事が出来ました。
友人Sにも感謝しかありません。
ありがとう!
必ずリベンジします。
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